このページの結論

測定は悪くありません。ただし、小学生で測定をランキングだけに使うと、身体づくりの判断材料になりません。測定は、次の練習をどう変えるかを決めるために使います。

測定で失敗しやすいこと

  • 速い、遅いだけで評価する
  • 跳べる、跳べないだけで評価する
  • 体格差を無視して比較する
  • 痛みや疲労がある日に測る
  • 測った後に練習内容が変わらない

これでは、選手の現在地を知るというより、順位表を作るだけになります。

小学生で使いやすい測定

測定目的注意
両脚着地着地の質を見る回数を増やしすぎない
片脚支持左右差と安定を見るふらつきを責めない
短いダッシュ加速を見る減速まで見る
自重スクワット姿勢と可動域を見る深さだけで評価しない

最初は、道具が少なくても再現できるものを選びます。

測定後に必ず決めること

測定したら、次の練習で何を変えるかを決めます。

  • 着地が荒いなら、ジャンプ量より着地練習
  • 片脚支持が崩れるなら、低い難易度の片脚練習
  • 疲労が強いなら、補強を減らす
  • 痛みがあるなら、練習量とジャンプ量を下げる

測定は、できるできないの判定ではなく、練習を調整するための情報です。

根拠の使い方

Complete Conditioning for Basketball は、評価には競技との関係、妥当性、再現性、実用性が必要だと整理しています。このページでは、小学生でも実行しやすく、練習修正につながる測定に絞っています。

Strength Training for Basketball は、テストの値を文脈の中で解釈する必要性を扱っています。このページでは、ランキングよりも次の練習変更を重視しています。

根拠として扱う資料

  • book-complete-conditioning-basketball
  • book-strength-training-basketball

図解要件

  • visual-018

この図解は、読者が本文の判断順を目で追えるように作る。書籍の図表は使わず、日本のミニバス現場に合わせて再構成する。